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  • 執筆者の写真小森智文

梅田政宏さんと「南界堂通信」展

 昨年、8月15日に「追悼」(https://www.office-komori.com/post/___%E8%BF%BD%E6%82%BC)というタイトルでブログを書かせていただきました。

 今月21日から来月15日まで、大阪の堂山にあるdista(https://www.dista.osaka/)にて、表題の『梅田政宏さんと「南界堂通信」展』が行われていると、大阪同性婚訴訟の弁護団の知人の弁護士からご連絡をいただきました。


 梅田さんが亡くなる1時間程前まで会っていた者として、どうしても見ておきたいと思い、行政書士会の会務後に、神戸から大阪まで移動して、先日訪問してきました。

 自らのセクシャリティをオープンにされ、西成という地域で少しずつ、LGBTQを浸透させる活動をされて来ていたケアマネージャーの梅田さんの活動が紹介されています。

 展示されている「南界堂通信」を、じっくりと読ませていただき、梅田さんの体験されてきたこと、ケアマネージャーとして、そして西成という地域で、活動をされてきたことを知り、生前にもっと色々な話をお聞きしたかったこと、そして追悼文集も、第4版になっており、梅田さんを偲ばれる方の多さを改めて感じました。


 亡くなる前の最後の食事を私と1時間程、話をしながら過ごし、「同棲されいる人付き合いが嫌いなパートナーさんに対して、私に万が一のことがあったら、生活していけるのかしら?」という縁起でもない話をしていたのが、悪かったのではないか?や、人生最後の食事相手が私で良かったのか?という、昨年の訃報を知った時の感情が思い出されました。


 梅田さんの活動を知っていただくとともに、やはり、人はいつ亡くなるかは分からない、だからこそ、将来の備えが必要であるということも知っていただきたいと思い、書かせていただきました。

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