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執筆者の写真小森智文

虐待のニュースを読んで

 今月に入り、静岡県裾野市の私立保育園で1歳児の園児達を虐待したとして、保育士3人を暴行の疑いで逮捕されたというニュースがありました。

 また、北海道西興部村の障害者施設で、男性職員6人が、男性入所者を全裸で長時間放置するなどの身体的、心理的虐待38件が行われていたというニュースが続けてありました。

 私の兄2人は、障害者施設に入所しております。また、両親は他界しましたが、最期は高齢者施設でお世話になりました。

 私が面倒をみれないために、施設を利用させていただくということもあり、24時間体制の施設であっても、仮に本人が転倒した、ベッドから落ちてしまって、怪我等をしたということがあっても、私は施設側に責任の追求をしませんが、職員の方が故意に行った場合は、責任追及をしますということを、その都度言っています。

 どんなに職員の方々が注意していても起きる事故までを、すべて施設側の責任にするのであれば、職員の方の負担は大きくなるだけという気持ちから、私はそのように言って来ていました。

 

 しかし、このニ2つのュースは、どちらも職員が故意に行ったものです。それも、言葉を発せない幼児や、弱い立場にある障害者を、いじめるという行為をする、この職員たちの資質や神経を疑ってしまいます。

 弱い立場の方をいじめて、うれしいのでしょうか?

 保育士や介護職員等であれば、当然、研修で人権を尊重すべきこと、どういうことが虐待にあたるのかということを研修等で学んでいるはずです。


 虐待事案があると、それぞれの施設には報酬でペナルティが課されたり、場合によっては、許認可自体の取り消しにも及びかねないために、隠蔽をしようとするのは、私個人としては、非常に残念に感じます。

 起きた事象はすぐに対処し、所管している役所への報告、そして、再発防止に向けた施設内での対処方法の検討をすべきだと思います。


 どこの世界でも、このようなことを起こす人は、全体の一握りにしか過ぎず、大半のしっかりとしている方々が逆に影響を受けてしまいかねないために、こういうことがあった際は、他人事とは思わず、各自治体た各施設ごとに、しっかりと再確認して欲しいと願います。

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