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  • 執筆者の写真小森智文

在留カードの偽造ニュース

 先週、在留カードを偽造したとして、中国人2人が再逮捕されたというニュースがありました。

 2人のパソコンからは、偽造を依頼したとみられる21カ国1,500件以上の氏名などのデータが見つかったとのことです。また、警察は昨年8月から5,400枚程の偽造をし、全国の不法滞在の外国人に販売していたとみているようです。


 このニュースを読んで、コロナウィルスのせいで、外国人の方々は、日本人以上に影響を受けてしまったのだろう。そして、日本に滞在するために、悪いこととは知っていても、この偽造在留カードを取得したのかと推測されます。しかし、いくら影響を受けたとしても、法律違反をして、不法に日本に滞在することは許されません。

 また、昨年の8月からの約半年間で、5,400枚程の在留カードが偽造されているということで、数の多さには驚きました。


 偽造カードを入手して不法滞在していれば、いずれ見つかり、国外退去させられた後は、日本への再入国は難しくなると思われます。自主的に、警察や入国管理局へ出頭した方がいいと思います。

 

 また、外国人を雇用されている事業主の方は、不法滞在者を雇っていた場合は、不法就労助長罪で罰せられる可能性もあります。そのようなことにならないためにも、出入国在留管理庁が提供しているシステムを使って、在留カードの有効性を確認することが大切だと思います。



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