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  • 執筆者の写真小森智文

健康保険証の原則廃止

 今月にまとめる政府の指針で、マイナンバーカードを健康保険証として利用を促すことで、将来的に、現在利用されていいる健康保険証を「原則廃止」と明記することを検討に入ったというニュースがありました。

 また、6月30日からは、マイナンバーカードに健康保険証と口座番号を紐づけることによって、マイナポイントが付与されるということも、別途発表されております。


 私は、このブログで、マイナンバーカードで健康保険証として利用してもらうには、診察券などのカードも一緒に、無くさなければ、現在のままの状態が続くであろうということを書きました。今回の検討案では、診察券やお薬手帳なども統合することを盛り込んでいるようです。

 これが実現されるのであれば、もちろん、良いことだと思います。

 ただ、これだけでは不十分で、「高額医療限度額認定証」「自立支援医療受給者証」なども、一緒に取り込むべきだと思いますし、また、利用者もどういう情報が組み込まれているかを、すぐに分かる仕組みづくりも必要になってくると思います。


 また、ニュースの記事では来年度には、医療機関や薬局に、マイナンバーカードの健康保険証が利用できるようにシステムの導入を義務付けるとなっていますが、現在は半導体不足も深刻な状況で、なおかつ、現在の実際に導入済みの施設は約4万件で、全体の19%に留まっています。

 導入済みであっても、診察券やお薬手帳などと連動させるとなると、システムの改修も必要になってくると思いますので、もっと綿密な計画を立てて、実施すべきだと感じます。


 まずは、我々にできることは、マイナンバーカードを取得し、健康保険証と給付金などが支払われる口座の紐づけをして、マイナポイントを受け取るということです。

 マイナンバーカードの取得申請は、官公署に提出する書類に該当しますので、行政書士が代理申請ができますので、取得に困っているような場合は、ご相談ください。 

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