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  • 執筆者の写真小森智文

一つ年齢を重ねて

 私事ですが、昨日誕生日を迎え、また一つ年を取りました。

 若い頃に比べると、身体のいたるところで、少しずつ支障をきたすようになって来て、老いを感じます。


 両親は既に他界し、兄は2人いるものの、2人共が知的障害者で、私が成年後見人を務めていることから、実質的には、私は「おひとりさま」だと考えて、行動するようにしています。


 つい最近、神奈川県大和市(http://www.city.yamato.lg.jp/web/f-soumu/f-soumu01211702.html)で、おひとりさま施策や終活支援に関して、「終活支援条例」があるということを知りました。

 市がおひとりさまなどの終活についての相談窓口となり、葬儀業者や遺品整理を行う専門家などを紹介してくれ、生前に希望をしておければ、知人などに市がお墓の場所などを連絡してくれるようです。この場合、市が相談窓口になってくれるため、安心感はありますが、最終的な契約等は、相談者と紹介してくれた業者の間で契約を締結することになるでしょうから、ひと手間が省けるといったところでしょうか。

 私は父親が亡くなった9年前に、終活を開始しました。独り暮らしの生活のため、一番親しい友人に毎週安否確認のメッセージを送ってもらうようにしており、私に万が一のことがあれば、その友人が遺言執行者、及び死後事務の受任者として、葬儀・埋葬の手配や各種手続きを行ってもらえるように、公正証書で作成をしています。

 また、家の中は事あるごとに整理はしていますが、押し入れの中は、まだ手つかずのところも多いので、不必要なものについては、折を見て整理をしなければならないと考えております。


 なかなか健康な時には、自身が亡くなった後のことを考えませんが、病床に伏してからでは、思い通りのことはできず、遺言書を準備しようとしても、判断能力の問題で作成することもできないかもしれません。

 年に一度程度は、自身に万が一のことが起きた場合を想定してみて、早めに準備をしておくことも大切かと思います。

 私の実体験に基づく経験談などをお聞きになりたい場合は、お気軽にご連絡ください。

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