top of page
  • 執筆者の写真小森智文

老い支度

 数年前から、就活という言葉が使われ、定着したと思います。

 実際に、就活として、どのようなことを、皆さんはなさっているのでしょうか?

 

 ・就活セミナーへの参加

 ・エンディングノートの購入

 ・葬儀やお墓についての検討

 ・認知症になった場合に備えて、任意後見契約や民事信託の検討

 ・尊厳死の検討

 ・遺産問題対策として、資産の圧縮や遺言書の作成

 先月、親を介護する方との交流する場に参加してみました。

 そこで、一番話題になったのが、親の介護をするために、親の銀行口座からお金を引き出したい、または定期を解約したいということでした。

 しかし、銀行の窓口に行ったところ、成年後見人でなければ、手続きに応じられないと、断れてしまったということが聞かれました。


 今は不自由なくで銀行手続きなど、ご自身でできていても、ある日突然病気や事故に遭遇し、その当たり前にできていたことができなくなってしまうかもしれません。

 まず考えておく必要があるのが、定期預金だと思います。昔は、定期預金を設定すれば、利息もかなりの利息がつく時代もありましたが、今はどうでしょうか?いざ、何か起きた時には、動かせないお金になってしまいます。

 施設入所や入院した時に、必要な資金は、すぐに使えるような準備をしておく必要があります。


 銀行によっては、家族であるという証明できる戸籍謄本や、福祉施設や病院からの請求書などを準備すれば、直接それぞれの施設へ振り込みを行うサービスを行っている場合もあるようです。現在の取引先の金融機関がどのような対応をしているのかを確認しておくことも大切なことだと思います。


 そして、なかなか話す機会はないと思いますが、パートナーやお子さんなどと、何か起きた場合に備えて、どう対処するのがいいのか、コミュニケーションを取る必要があると思います。

閲覧数:6回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page