• 小森智文

あま咲きコインとSDGs

 先日、尼崎市役所から『令和2年10月以降に健診を受診された皆様へ 電子地域通貨「あま咲きコイン」SDGsポイント プレゼントのお知らせ』という案内が届きました。


 案内を読んでみると、健康診断を受診し、健康づくりに取り組んでいる市民に対し、市内の加盟店で利用できる尼崎市独自の電子地域通貨「あま咲きコイン」500円相当のSDGsポイントをくれるという内容でした。


 この案内を読むまで、勉強不足で申し訳ないのですが、私は尼崎市の独自の電子通貨があるということさえ知りませんでした。少し興味を持ったので、ホームページで確認しましたところ、昨年2回電子商品券が発行されており、利用可能店舗が1月26日時点で、飲食店208店、物販183店、体験・その他71店、宿泊4店、観光2店の468店で利用可能で、令和2年10月から令和3年3月末までの、実証実験中とのことです。


 私がもらえることになるポイントは、あま咲きコイン販売店で、交換手続きが必要なのですが、その36店は近所になく、塚口、立花、阪神尼崎方面まで行かないと交換できず、また使用期限も3月31日までと、なかなか利用する機会がなさそうで、残念です。


 実証実験中なので、利便性に問題があるのは仕方がないのですが、少々気になる点もありました。

 電子地域通貨の普及に、「持続可能な開発目標」という意味を持つSDGsを啓蒙するのに、1ポイントが=1円で使えるSDGsポイント」と書かれても、高齢者の方や「SDGs」を聞いたことのない方にはピンと来ないと思いますので、もう少し丁寧な説明が必要な気がします。


 

 SDGsには17つの目標があります。

 「1.貧困をなくす」「2.飢餓をゼロに」「3.人々に保健と福祉を」「4.質の高い教育をみんなに」「5.ジェンダー平等を実現しよう」「6.安全な水とトイレを世界中に」「7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」「8.働きがいも経済成長も」「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」「10.人や国の不平等をなくそう」「11.住み続けられるまちづくりを」「12.つくる責任つかう責任」「13.気候変動に具体的な対策を」「14.海の豊かさを守ろう」「15.陸の豊かさも守ろう」「16.平和と公正をすべての人に」「17.パートナーシップで目標を達成しよう」


 あま咲きコインの紹介ホームページでは、SDGsの取り組みについて「貧困をなくそう。安全な水とトイレを世界中に。エネルギーをみんなに、そしてクリーンに。」が掲げられ、これらはゴールの一つということも書かていますので、あくまで一つの例として掲示したものと思います。しかし、折角、SDGsとを絡めるのでしたら、SDGsを少しでも理解してもらえるように、このあま咲きコインの効果をSDGsの数字とイラストで視覚的にもアピールすべきだと思います。

 尼崎市が掲げた目標は「1」「6」「7」ですが、私としては「3.すべての人に健康と福祉を」「11.住み続けられるまちづくりを」「12.つくる責任 つかう責任」の目標のような気もします。


 少しでも、SDGsのことに興味を持ってもらったり、知ってもらう機会になったりすればと思います。

15回の閲覧0件のコメント

最新記事

すべて表示