今月2日に、開業5年目に突入しました。
開業1年目は、業務知識を習得しようと研修の年、そして、2年目以降に本格的に業務に携わろうとしていた矢先に、コロナによる外出自粛で、全く交流の場もなくなり、対面での会う機会が失くなってしまいました。
決して楽な4年間ではありませんでしたが、5年目を迎えることができました。
そして、この4年間で感じたことは、幅広い業務を手掛けるよりは、専門性を高めていくことの重要性です。
私は単調な仕事よりは、それぞれの事案ごとに知恵を絞りながら、取り組んでいくという方が面白いと思っています。しかしながら、初めて受任する案件では、その制度、関係法令、書式など様々なことを調べて、対処しなければならず、それが単発の業務で終わると、決して専門性を得るまでの知識には至りません。
本来、行政書士は、行政書士法第11条で「依頼に応ずる義務」として、「行政書士は、正当な事由がある場合でなければ、依頼を拒むことができない。」と明文化されてはおりますが、専門性のない業務を受任するよりは、それぞれの分野を専門にしている近くの行政書士や士業を紹介する方が、遥かに依頼者にとっても、有益だと考えるようになりました。
これからは、次の業務を専門にしていこうと思っています。
①成年後見サポート
②遺言書作成サポート
③相続手続き業務
④障害福祉事業の支援
⑤LGBTQサポート
⑤については、このホームページで情報発信はしてきています。しかし、実際には業務としては携わってはいませんが、①~③の業務との親和性は高いと思っています。
「身近な街の法律家」を標榜している行政書士ですので、まずはお気軽にご相談していただき、適宜、専門性の高い行政書士等をご紹介もさせていただきたいと思います。
この5年目も、引き続き、宜しくお願いします。
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