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  • 執筆者の写真小森智文

相続手続きの共通化

 6月1日から、愛知県に本店がある銀行3行が、相続手続きの共通化を行うというニュースがありました。


 銀行で相続手続きを行おうとすれば、「遺言書」または「遺産分割協議書」、亡くなられた方の出生~死亡までの戸籍謄本、相続人の戸籍謄本と身分証、預金通帳等を揃えた上で、銀行に手順や他に必要書類があるかどうかの問い合わせをしないといけません。


 私が相続手続きの依頼を受けて、事前に銀行独自の申請書類等を入手しようと問い合わせをすれば、銀行は亡くなられた方の口座をストップさせるために、根掘り葉掘り、情報を聞き出そうとして来るので、面倒でしかなりません。



 このように、相続手続きを統一化してくれると、銀行側の業務の効率化だけでなく、手続きをする側にとっても、二度手間とかならずに済むと思われますので、広がって欲しいものです。


 今回統一化されるのは、愛知県の銀行ですが、それ以外にも、福島県と静岡県では、既に始まっているとのことです。

  愛知県:名古屋銀行、愛知銀行、中京銀行

  福島県:大東銀行、東邦銀行、福島銀行

  静岡県:静岡銀行、浜松いわた信用金庫、しずおか焼津信用金庫、静清信用金庫、沼津信用金庫、三島信用金 

      庫、島田掛川信用金庫、遠州信用金庫、清水銀行、スルガ銀行、静岡中央銀行、富士信用金庫

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