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執筆者の写真小森智文

成人年齢引き下げ

 明けまして、おめでとうございます。本年も宜しくお願いします。


 民法改正によって、今年4月1日に、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられます。

 年齢引き下げによって、変わることは次のようなことです。

 ・親などの同意がなくてもクレジットカードを作ったり、携帯電話を契約をする

 ・ローンやアパートなどの賃貸借契約

 ・有効期間が10年のパスポートの取得

 ・行政書士、司法書士、公認会計士や医師等の資格取得

 ・裁判員への選任

 ・国籍の選択

 ・性同一性障害の人の性別変更の申立

 ・女性の結婚年齢が16歳から18歳への引き上げ


 変わらないこととしては、飲酒・喫煙やギャンブルなどは20歳のままです。

 詳しい内容が知りたい場合は、法務省の紹介ページ(https://www.moj.go.jp/MINJI/minji07_00218.html)をご参照ください。


 特に気をつけなければならないのが、知的障害等の未成年のお子様がいる家庭です。これまでは、両親が親権者として、銀行で定期預金の設定や解約などの手続きを行うことができましたが、この成人年齢引き下げによって、本人や成年後見人等なければできなくなってしまいます。

 法律の施行まで3ヶ月ありますので、事前の準備などの検討が必要になります。

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