私は10数年以上前に、スマホにおサイフケータイが実装されたときに、真っ先に対応機種を購入するぐらい、便利なものは利用したいと思うタイプでした。今は、そういう最先端なものへの興味も薄れつつありますが・・・。
金融機関の取引は、ほぼインターネットバンキングを利用し、買い物は生鮮食料品など以外は、ほとんどがインターネット通販を通じて購入しています。インターネット通販は、飲料水などの重いもの、トイレットペーパーなどの嵩張るもの、ついつい買い忘れてしまいそうなものなどは、思いついたときに購入しています。
特にオススメなのが、ヨドバシカメラの通販サイトです。インターネット通販の場合は、いくら以上購入すれば、送料無料という場合が多いですが、ヨドバシカメラの場合は、1本100円にも満たないボールペンでも、送料無料で即日配送をしてくれますので、面倒くさがりの私にとっては重宝するサイトです。
今日の話題は、ヨドバシカメラの通販の便利さを伝えるのが目的ではなく、インターネットの普及に伴い、亡くなったあとのパソコンやスマホの中に設定されているデジタル遺産というものについて、書かせていただきます。
日々、スマホアプリなどで便利なものが登場し、ついつい利用してしまいがちですが、パソコンやスマホなどで登録した際のログインIDやパスワードというものは、設定した本人しか分からないために、ご本人が亡くなってしまった後も放置されやすいというのも事実です。
料金の発生しないものであれば、放置していても問題はありませんが、毎月料金が発生するものであれば、早い段階で解約や解除をする方がいいと思います。
そのためには、定期的に、不要なアプリ等は削除する、または、家族には知られたくないようなアプリやSNS等については、信頼のおける友人に削除を依頼してもらえるように、工夫をしておくことが大切かと思います。
SNSなどの家族が運営会社にアカウント削除を依頼する場合は、亡くなったことを証明する除籍謄本や親族であるという証明の戸籍謄本等が必要のようです。これらの手間を省くためには、IDやパスワードをメモとして残しておき、親族や友人でも削除できるようにしておくことも有効かもしれません。
デジタル遺産として、次のようなものが考えられるようです。私も利用していないサービスもあり、見落としがちだったので、ご参考までにアップしておきます。
①金融機関のネット口座(銀行、証券会社等)
②電子マネー(交通系Suica、決済系paypay、流通系waonなど)
③音楽配信サービス(Apple Music、Amazon Music Unlimitedなど)
④動画配信サービス(Netflix、U-NEXT、YouTubeなど)
⑤ネットショッピング(Amazon、楽天、ヤフーショッピングなど)
⑥SNS(Facebook、Twitter、Instagram、LINEなど)
⑦アプリ
なお、亡くなった後に、上記デジタル遺産以外にも、携帯電話・プロバイダ、電気・ガス・水道などの公共料金の解約、葬儀や埋葬手続き等を、親族以外に行ってもらうには、「死後事務委任契約」という公正証書を作成しておくと、スムーズに手続きを行うことができると思います。
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